新年を迎えるにあたり、一年間おまつりした御神札を古神札として神社に納めます。そして、新たに伊勢の神宮の御神札(神宮大麻)、氏神様や崇敬神社の御神札を受けます。御神札は掃除を済ませ清浄になった状態の神棚に納め、清々しく新年をお迎え致します。
御神札を毎年新しくする理由は、神様が清浄を第一とすること、御神威を新たにされた神様の御力を戴き、一層のご加護を願うためです。
神棚のまつり方Q&A
Q1 神棚には何がまつられているのですか。
A1 神棚は、神社で戴いてきた御神札(おふだ)をおまつりする神聖な場所です。
神様を棚にまつる風習は古く、天照大御神がお父上である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)から授かった宝物を棚におまつりしたことが神話にも記されています。神棚には、伊勢の神宮の御神札である神宮大麻(じんぐうたいま)、私たちが住んでいる地域をお守りしてくださる氏神(うじがみ)様、その他に崇敬する神社の御神札等をおまつりします。
Q2 神棚はどのようにしておまつりするのですか。
A2 神棚は、南向きか東向きにおまつりします。ただし、人の往来の多い場所や、階上があり、神棚の上を頻繁に人が行き来する場所は避けた方がいいでしょう。一般に、目線よりも高い位置、座敷や居間の鴨居(かもい)などを利用して棚を作り、その中央に神棚を構えます。神棚の両側には、榊(さかき)を活けます。神棚の前には、神様がお召し上がりになるお米・お塩・お水を毎日お供えします。お供えした後は、お下がりとして家族で戴きます。お供えは毎日取り替えましょう。
Q3 御神札の納め方について教えて下さい。
A3 御神札の種類によって、納め方の順序は決まっています。横に並べておまつりするとき(三社のお社)は、中央に伊勢の神宮の御神札である神宮大麻、向かって右側に氏神様の御神札、そして左側に崇敬する神社の御神札を納めます。重ねておまつりするとき(一社のお社)は、一番手前に伊勢の神宮の御神札、後ろに氏神様、次に崇敬する神社の御神札を納めます。
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